2026年5月前半の海水温|積丹・石狩湾新港・苫小牧の釣り情報

北海道ショア 海水温レポート 2026年5月前半 積丹・石狩湾新港・苫小牧 釣り情報 北海道ショア海水温レポート

「今週末、積丹と苫小牧どっちに行こうか」——GWが明けてもまだそう悩んでいませんか?

水温が10℃を超えたエリアとまだ7℃台のエリアでは、狙える魚も釣れ方もまるで違います。同じ「北海道ショア」でも、今この瞬間に何が動いているかはエリアによって大きく異なります。

このレポートでは、私・ぐるるがるごんが毎日記録している実測水温データ(2026年5月1〜10日)と、3エリアのショア釣果情報を照合しながら、今の北海道ショアの状況を解説します。釣行エリアを迷っているなら、このデータが判断の軸になるはずです。

2026年5月前半(1〜10日)3エリアの海水温

まずは3エリアの実測水温データを確認します。

日付 積丹(℃) 石狩(℃) 苫小牧(℃)
5/1 10.1 9.4 7.1
5/2 10.2 9.4 7.1
5/3 10.2 9.6 7.1
5/4 10.4 9.7 7.1
5/5 9.8 9.7 7.2
5/6 9.9 10.1 ★ 7.5
5/7 9.8 10.1 7.5
5/8 10.1 10.4 7.8
5/9 10.2 10.6 7.8
5/10 10.7 10.9 8.1

★ 石狩が10℃突破(5/6)

2026年5月前半 海水温推移グラフ|積丹・石狩・苫小牧

エリア別の釣り情報と水温の読み解き

積丹の釣り情報:カレイ・底物が好調、サクラマスも散発ヒット

積丹エリアは5月1日の時点ですでに10.1℃、10日には10.7℃まで到達しました。5/5〜5/7に一時9.8℃まで下降しましたが、北寄りの風でボトムの冷水が表層と混ざったためと考えられます。すぐに持ち直しており、全体として安定した上昇トレンドです。

ショアのサクラマスは、場所の明記はないものの、SNS上で複数の釣果報告が確認されています。積丹川河口・沼前磯付近でのバラシ報告も含め、散発的なヒットが続いている模様です。日本海側は北上リレー型の回遊をたどるため、水温10℃台で適水温帯(8〜14℃)の中盤にある今が、積丹サーフ・磯からのショアキャスティングに出るタイミングといえます。

一方でカレイ・底物は好調です。5月7日には漁港の投げ釣りでクロガシラ28cm・マガレイ26cmが確認され、「テンポよくアタリがあった」とのコメント。5月8日の西積丹・磯の投げ釣りでもマガレイ3枚(30cm頭)が上がっています。5月連休中の美国町では、ホッケ大型多数・ソイ・カレイ・カジカがクーラーいっぱいという好釣果も報告されており、漁港や磯の底物ゲームは十分楽しめます。東積丹の漁港ではウキ釣りでホッケ・ソイ・アメマス・ガヤ・海タナゴが混じって釣れており、多魚種を楽しめる時期です。

マイワシについては、岩内港で5月3日・10日に釣果が確認されており、日によってムラはあるものの積丹側でもマイワシの回遊が始まっていることがうかがえます。水温の上昇とともに、今後さらに回遊範囲が広がることが期待されます。

石狩湾新港の釣り情報:カレイが「当たり年」、サクラマスはラストチャンス

石狩エリアは9.4℃でスタートし、5月6日に10℃を突破(10.1℃)、10日には10.9℃まで上昇しました。今期は積丹との水温差が縮まっており、日本海側2エリアが足並みを揃えるように上昇しています。

石狩湾新港では投げ釣りでカレイが「当たり年」と言われるほど好調です。マガレイ・クロガシラ・スナガレイ・カワガレイ・イシガレイの5種が同日にヒットする日もあり、「良型マガレイが竿先を大きく揺らした」「今年はカレイの当たり年なのか?」というコメントが釣り人から上がっています。5月10日の長時間釣行でも複数種のカレイが安定して釣れており、投げ釣りファンには見逃せない状況です。

日本海側のサクラマスは「北上リレー型」で積丹から順に北上する動きを見せます。石狩湾サーフ・岸壁からは40〜53cmクラスの単発ヒットが5/1・5/3・5/5・5/7・5/8と断続的に続いており、爆釣とはいかないまでも釣れている事実は確かです。サクラマスの適水温(8〜14℃)の範囲内にある今がラストチャンスといえます。

ニシンは5月6日に石狩湾で37cmのショア釣果が確認されましたが、その釣り人自身が「今日・明日にはほとんどのニシンはいなくなります」とコメント。石狩湾のサハリン系ニシンはほぼ終息を迎えています。ニシンが抜けた後はイワシやチカにベイトが切り替わる時期で、サクラマスの捕食対象も変わっていきます。

また、2026年はシャコの接岸が例年より5〜6週間早い傾向が観測されており、通常6〜8月がシーズンのところ、今年は5月後半から動きが出てくる可能性があります。

苫小牧の釣り情報:マイワシ爆釣、カレイも充実、ヒラメも本番へ

苫小牧エリアは7.1℃でスタートし、5月10日に8.1℃まで到達しました。日本海側と比べると水温は低めですが、10日間で+1.0℃という着実な上昇が続いています。

この時期の苫小牧ショアで圧倒的な存在感を見せているのがマイワシです。東港・中央埠頭フェンス前(温排水周辺)を中心に「イワシフェス」と表現されるほどの数釣りが成立しています。5月1日は強風8m超の荒れた日でも2時間で24匹(ワンキャストワンヒット状態)、5月5日は45分で25匹、5月6日前後には23匹・35匹・40匹+ニシン10匹という釣果報告が相次いでいます。「6〜7時頃からが特に釣れ始める」という傾向もあり、早朝の時合いを狙うのが効果的なようです。

この豊富なイワシはヒラメのベイトフィッシュとして格好の環境です。弁天サーフではヒラメ50cmオーバーが確認されており、「周りの方も次々と釣れていた」とのコメントが上がっています。現在の8℃台はヒラメが底付近でリアクション系の釣りに反応し始める水温帯で、14℃超えの本番シーズンに向けた助走期間といえます。

カレイも充実しています。樽前サーフの投げ釣りではイシガレイ39cm・ヌマガレイ37cm、キラキラ公園岸壁では30cmオーバーのカレイが多数上がっており、「今年はカレイも調子が良い」との声が上がっています。一本防波堤でもアブラコ47cm・ソイ22〜36cm・カジカ28cmなど底物が安定して釣れています。

苫小牧〜白老エリアのサクラマスについては、太平洋側のシーズンがまだ続いており、水温が適水温帯(8〜14℃)の下限付近に差し掛かってきている今後の展開に期待が持てます。

5月前半のショアまとめ

魚種 積丹 石狩 苫小牧
サクラマス ○ 散発ヒット ○ 散発ヒット △ 情報少
マイワシ △ 回遊始まる △ 情報少 ◎ 爆釣継続
ヒラメ △ ソゲ調査中 △ 情報少 ○ 50cmオーバー
カレイ各種 ○ 安定 ◎ 当たり年 ◎ 多種好調
ホッケ ○ 美国で大型 △ 散発 — 情報なし
アブラコ △ 混じりで確認 △ 情報少 ○ 47cm確認
ニシン — 情報なし × 終息 △ 少数混じり

まとめ:水温が違えば、釣れるものが違う

2026年5月前半(1〜10日)の北海道3エリア、ショア釣果をまとめます。

  • 積丹:月初から10℃超えで推移し10日に10.7℃。サクラマスは場所未公開ながらSNSで散発的な釣果報告が上がっており、磯・サーフからのヒットが続いている模様。底物(カレイ・ホッケ・ソイ)が漁港・磯でコンスタントに釣れており、美国町では大型ホッケがクーラーいっぱいの釣果も。岩内港でマイワシの回遊が始まっており今後の動向に注目
  • 石狩:5/6に10℃突破、10日10.9℃。石狩サーフでサクラマスが40〜53cmクラスで散発ヒット継続中——これがラストチャンスか。カレイ5種の投げ釣りが「当たり年」と言われるほど好調。ニシンは5/6前後に終息フェーズへ移行。シャコは今年早め接岸の可能性あり
  • 苫小牧:7〜8℃台で推移し10日8.1℃。東港フェンス前でマイワシが「フェス状態」(1人20〜40匹超え)。弁天サーフでヒラメ50cmオーバー、樽前サーフでイシガレイ39cm・ヌマガレイ37cm、一本防波堤でアブラコ47cmなど多魚種が好調。水温14℃超えの5月後半に向けてさらなる釣果アップが期待される

水温が10℃を超えているかどうか、上昇中かどうか——このたった1つの視点を持つだけで、釣行前の「どこへ行くか」の判断が変わります。次回は5月11〜30日分の後半レポートをお届けします。水温がどこまで伸び、ヒラメ・サクラマスの最終盤がどう動くか、引き続きチェックしてください。

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